出雲大社倉敷教会は征夷大将軍を務めた坂上田村麿の後裔にあたる田村新太郎により「出雲大社児島教会」として創建しました。当初の御鎮座地は児島小川でしたが、昭和63年に現社地(児島赤崎)に社殿を新築し御遷座致しました。今では「出雲大社倉敷教会」と名を改め、長きに亘り岡山県倉敷市児島の地にて大国主大神様をお祀りし、皆様方の良縁を結んでおります。
御祭神:大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
大国主大神様は縁結びの神様として広く崇敬されております。この「縁」は男女の良縁だけではなく、生きとし生けるものが共に豊かに栄えていくための貴い結びつきを指しております。
また「大国様(だいこくさま)」と呼ばれ多くの方に親しまれております。このように大国主大神様は多くの別名があることでも有名ですが、その中の一つに「大地主神(おおとこぬしのかみ)」があります。この名は古事記・日本書紀の国譲りの神話に由来しているとされ、葦原中国(あしはらのなかつくに)の国作りを行い、国土を高天原の神に国譲りしたことから日本の国土(全ての土地)の護り神、総産土神としても崇敬されております。
※写真は出雲大社倉敷教会の御神前にてお祀りしてある体長約1mの大黒像